BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | ABARTH(アバルト)500 納車直後のレビュー(評価)アバルト500が納車されました。これからサソリライフが始まります。

アバルト500の乗り心地

ABARTH500のレビューですがまずは乗り心地。

思ったよりも乗り心地が良いです。

まあ、あれだけホイルベースが短いので一般道の轍や舗装状態が悪い道ではそれなりに下からの突き上げがあります。

私は昔BMW MINI(R53)に6年間乗った経験からすると突き上げ感もかなりマイルド。

イタリア車とドイツ車の考え方の違いだと思いますが、ドイツ車はサスペンションで路面からのショックを吸収するイメージですが、イタリア車はボディ全体で吸収する感じと言えば分かりやすいでしょうか?

突き上げはあるし轍をまたぐと結構な揺れ具合ですが、すぐに収まりますし揺り戻しも軽微です。

アバルト500は走っていると飛べます!

けども、やっぱり路面の段差を勢い良く通過すると車が飛びます(笑)

BMW MINIよりも車重が軽いので飛びます。

特にリアはピョンピョン飛びます(爆)

BMW MINI時代も飛んでいたのだと思いますが、飛ぶというよりズシん!という感じでしたが、ABATRHは飛んでます(見えませんが)

一般道を法定速度内で走る分には軽自動車も同じような感じですから、まあ許容範囲です

エンジンは1.4Lターボで135PSですが、私は常にスポーツモードで走っています。

これは馬力、トルクの問題もあると思いますが、ABARTHのアクセルレスポンスに問題があるような気がします。

アクセル感度がもっさりしているというか鈍感というか、リニアじゃない感じ。

なのでアクセルを踏んでいる感覚と加速感がマッチしない。

だからスポーツモードでごましている感じです。

なので、多くのユーザーはスロコンを取り付けている方が多いみたいです。

私も少し考えていますがまだまだ先になりそうです。

ボディが小さいので高さで高身長のイタリア人を乗せている?

あとこれは試乗した時から思っていたのですが、座席の高さが高いです。

そして、3ペダルの場合は足元がかなり狭い。

正確に書くとフットレスとクラッチペダルの間が狭い&フットレストが小さい&フットレストとクラッチペダルの段差が大きい。

つまり、クラッチを踏もうと思うと必ず靴の箸が引っかかる。

毎回舌打ちの連発です(笑)

ここは改善の余地あり。

座席の高さも問題です。

私は身長180センチなのですが目線がフロントウインドウの最上段、サイドウインドウの最上段な感じです。

だから運転するときは無意識に猫背になる。

助手席の嫁さんから姿勢が悪いと注意されました(泣)

さらに、どんなシートポジションをセットしてもステアリングが遠いorペダルが超近くなるのどちらか。

私もいろんな車に乗ってきましたがこれだけシートポジションに悩む車は初めて。

さらに、ABARTHのステアリングはドライバーに対して並行でない。

若干ですがトラックみたいな角度が着いているので10時10分の位置でステアリングの位置決めをすると12時の位置では手が届かない(爆)

簡単に言えば、ABATRHの運転姿勢は軽トラと同じような感じになります!

一応、カタログ価格300万円近い車で運転姿勢は軽トラと同じはいかがなものかと。

運転すると超運転が楽しい車であることは間違いなしなんですが、運転席まわりにはいろいろ不満がある車です。

これから少しずつ改善が必要ですね。